関西・食のSDGsプロジェクトとは?
MISSION
「関西の食文化」を通じて、
“食のSDGs”を学ぶ。
- 食は、生きること。
- 平成17年、食育基本法の施行により日本の食育では食は生きることの基本であり、食を学び正しい食を選択する力を習得できる人間育成、また食に関わる事業者においても正しい食を広げることは責務となっています。
そして日本食は今や世界から注目されており、2013年にはユネスコ無形文化遺産に「和食:日本人の伝統的な食文化」として登録され、
世界各国から日本食を体験したり、学びに訪れる方は年々増加しています。
- 古来より、日本食は
SDGsそのもの。 - 日本食の起源と言われる“関西の食文化”。
千有余年にわたり日本の中心地として栄えてきた関西は、全国各地から様々な食材がもたらされ天下の台所と言われた大阪のほか、長い歴史と四季折々の豊かな自然の中で洗練されてきた「京料理」に代表される京都、海外の文化を巧みに取り入れ独自に発展を遂げてきた神戸などがあり、日本の食文化の先進地であります。料理の語源は「理を計る」、物事をうまく処理することの意味に近いと言われ、古来より、日本食の心には“いのちをいただく”感謝があり、その技として素材を余すことなく使用する“もったいない”の精神もあります。
日本食の心と技には、かねてより「持続可能であること」、現代で言うところの「SDGs」の考え方が根付いているとも言えます。
- 万博を機に、
“関西から”はじめる。 - 2025年、万博は関西・大阪で開催される運びとなり、そのテーマには「SDGsの達成」が掲げられています。
またコロナ禍における家庭料理への注目も高まりを見せているこのタイミングに合わせ、これまでより振興されてきた日本の食育に加え、改めて最も身近である家庭料理から「食のSDGs」を学ぶことにより、料理をされるすべての方々が「日本の・関西の食文化=SDGsそのもの」という関西の食文化に宿る“食のSDGs精神”を再認識・自分事化させるきっかけを創り出し、ひいては関西の食文化を関西から世界へと発信し、更なる日本の食文化の発展につなげる。そのようなプロジェクトを、2025年に先駆け今こそ、関西からはじめましょう。
SDGsとの関わり
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- 正しい食生活による健康
- 日本の食育を推進し正しい食、健全な食生活を広めることで、より多くの人が健康に暮らせる社会の実現に寄与します。
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- 食育の推進
- 第4次食育推進基本計画における方針に則り、オンライン配信の活用により誰でもどこからでも「食のSDGs」が学べるプラットフォームを提供します。
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- 脱食品ロス
- 日本の食品ロス約600万トンあたり約45%が家庭系食品ロス※となっています。「食のSDGs」について学ぶことで、家庭からの食品ロス削減を目指します。
※農林水産省ウェブサイト「食品ロスの現状を知る」https://www.maff.go.jp/j/pr/aff/2010/spe1_01.html
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- 食のプロフェッショナルによる推進
- 一般社団法人西日本料理学校協会に加盟する約60の学校・教室が、発足以来はじめて手を組みプロジェクトを立ち上げました。さらにこれから食に関わる事業者を巻き込みながら、パートナーシップで目標達成を目指します。
SDGsを通じて、
豊かで活力ある未来を創る